Twitter鍵付きアカウントの心理

 

Twitterをやっているはずなのにアカウントを教えてくれなかったり、フォローさせてくれない人がいる。身近な人や好意を寄せている相手にシャットアウトされると、「嫌われているのか」と疑心暗鬼になることも。Twitterで交友範囲を限定する人たちは、なぜそのような行動に出るのだろうか。

◆マニアックな投稿で友人のTLを汚したくない

気心知れた友人にTwitterアカウントを隠されたり、フォローさせてもらえなかったりすると、微妙にモヤモヤするものだ。受け入れられていると思っていたのは自分だけだったのか……そんな気持ちもわいてくる。

もちろん、Twitterアカウントを隠したり、鍵垢(非公開の鍵付きアカウント)を使う人にもそれなりの理由がある。いや、理由があるからこそフォロワーを限定するのだろう。

では彼らはなぜ、親しい友人や知人をTwitter上でシャットアウトするのか。

Twitterは、似たような趣味や思想を持つ人同士がつながりやすいコミュニケーションネットワーク。意見の衝突でストレスを生まないようにと、同じ興味関心事を共有する者同士でクラスタを構築するケースも多い。

一口に趣味や思想といっても実に幅広く、好きな有名人や映画、アニメなどについて語りたい人から、ピンポイントな趣味をマニアックに掘り下げたい人、政治や社会活動、ボランティア活動……と実にさまざま。

 

こうしたジャンル特化型のアカウントをフォローしたところで、その分野に興味がなければ投稿の意味がわからないだろうし、あまりのディープさに引いてしまうこともあるだろう。

 

フォロワーを限定する人たちは、このように趣味や思想を共有している人にしか通用しないつぶやきで、あなたのタイムライン(以下、TL)を汚したくないのだ。彼らもまた、自分の発言で大切な友人にドン引きされたり、嫌われたくないという思いも。たとえそれが多くの人の支持を集める多数派意見であったとしても、その趣味にどっぷりと浸かり、いつも以上に熱く語ってしまうところを見られたくないのだ。
趣味や思想に特化したTwitterアカウントは、紹介文を見ればわかるようになっている場合が多い。このようなアカウント主に対しても、「どんなツイートがあっても引かないからフォローさせて」とゴネる人がいるようだが、これは嫌われる要因となりうるので注意が必要だ。

 

◆Twitterの鍵垢は現実からの逃げ場、そっとしておいて……
厭世的になっているわけではない、毒を吐くわけでもない、ただ自分を知る人のいない世界にしばし身を置きたい……。誰にも迷惑をかけることなく日々の思いをつぶやき、人生を語り、時にはロマンティックなポエムを投稿する。リアルの会話やFacebookでは小っ恥ずかしくて言えないことでも、Twitterになら投下できてしまうものだ。

 

SNSに疲れ気味だが、言葉にして発散しなければやっていけない、鍵垢がそんな人々の心の置き場のように考えているのかもしれない。
また、学校や職場でいじめられている、子育や夫婦関係で悩んでいるといった、公開アカウントで表立って公表すると、親しすぎる人々にまで余計な心配をかけてしまう可能性がある問題も、鍵垢なら比較的安全に相談できるのも特徴だ。
匿名でクローズドな世界だからこそ、人間関係が邪魔をするリアルな世界よりも救いに繋がることも多い。

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