WiiU、市場で価格高騰-7割高

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任天堂が日本国内向けには近く生産を中止する家庭用ゲーム機「Wii(ウィー)U」の価格が高騰している。ネット市場では、希望小売価格の7割高で販売する店も出ている。

 
任天堂のウェブサイトによると、WiiUプレミアムセット(白)の希望小売価格は税込みで3万2400円。一方、米アマゾンのサイトでは、1日午前8時半ごろ、同機種が新品の最も高い価格として7割高となる5万5000円で販売されている。すでに生産終了した黒は10万7288円のものもある。

 
世界的な大ヒットとなった前機種の「Wii」と比較し、Uは2012年の発売当初から苦戦が続いた。9月末までの販売台数はWiiの1億163万台に対し、Uは8分の1の1336万台にとどまる。任天堂は来年3月に新ゲーム機「スイッチ」の発売を予定しており、Uの国内向け生産については近く終了すると発表していた。

 
「販売終了が近く、希少価値が出てきている」と岩井コスモ証券の川崎朝映アナリストは分析。また「クリスマス商戦へ向けた需要もある」と述べた。任天堂の広報担当者は、回答を控えるとした。

 
Uの不振は、自社のゲーム機にソフトを提供して収益を上げる任天堂のビジネスモデルの転換を促した。今月15日にはスマートフォン向けにマリオを使ったゲームを配信するほか、数年内に日米3カ所でテーマパークを開設するなど収益の多角化を図っている。
 

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